SUMMARY
TikTokを使用したマーケティング施策は、企業やブランドだけでなく、自治体での活用も増えています。福岡市では、彩りにあふれたアートのまちを目指し、暮らしの中で身近にアートに触れる機会を増やすべく、2022年9月23日から10月10日にかけてアートのイベントである「FaN Week」を開催しました。また、福岡市に在住するアーティストの成長支援に取り組むべく、「Fukuoka art Next」を推進されています。
今回の目的は、福岡市民・周辺の九州在住者をターゲットとして、「FaN Week」への興味関心を獲得、実際にイベントに訪れてもらうこと。TikTok で #おでかけ 動画が視聴されていることに注目。実際にクリエイターに「FaN Week」に来てもらい、現地で鑑賞できるアートを紹介する #おでかけVLOG ショート動画を作ってもらうことにしました。視聴者に「こんなイベント知らなかった」「自分も行ってみたい」という気持ちを掻き立てることを目的としました。
旅行・イベント紹介が得意なクリエイターである「ぴと@旅行WEBライター✈️」さん(以下、「ぴと」さん)を起用し、実際にイベントを楽しむ様子を動画として発信しました。TikTok でのクリエイターからの配信や広告配信に加え、福岡市美術館入口のサイネージやInstagramのリール動画で発信を行うことで、ユーザーが偶発的に動画に出会う確率を高めました。
WHAT WE DO
イベント期間初期に、クリエイターに撮影・編集、そして配信までをスピーディーに行う必要がありました。そのため、Webライターというバックグラウンドを持つ「ぴと」さんを起用。イベントを実際に訪れ、取材しながら情報を構成していくことが非常に得意なクリエイターでした。
福岡市ご担当者様、「ぴと」さん、ワンメディア制作ディレクターの3名でイベントを訪れながら、その場で動画構成を作り上げていきました。43秒の動画のなかに、約10ものスポットをテンポ良く取り上げ、イベントの規模感や臨場感を伝えています。
イベントのなかでも、TikTok の動画コンテンツと相性がよく、目を惹くスポットを選定。各アートスポットに対してユーザーからのコメントが付き、おでかけ情報としても有益性の高い動画となったこと、また、「ぴと」さんが良いスポットを選定して画作りができていたことが分かります。
OUTCOME
冒頭6秒の視聴率に関して媒体平均を上回る14.43%を記録。さらに動画のシェア数が 998件、保存数が 698件と、クリエイターのオーガニック投稿と比較しても非常に高いエンゲージメントに。イベント認知だけではなく、イベントの内容が伝わった情報性の高いコンテンツとなりました。
“アート”や“福岡”に関してのコメントも多く、コメント欄では「福岡民だけど知らなかった」「この動画を見て実際に行った」という声も。
福岡市ご担当者様からは実際に「クリエイターさんのTikTokを通じて、定量・定性的な面から、より多くの人にイベントの周知ができたと思っている。今後の観光プロモーションについても今回のような発信も検討していきたい。」とご評価いただいています。
TikTokを活用したプロモーション施策にご興味がある企業様は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
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