SUMMARY
eBay Japan合同会社が運営するECモール「Qoo10」内の「MOVE by Qoo10」は、Z世代をはじめとした若年層の利用が多いため、同じく若年層のユーザーが多く利用するTikTokでの施策を実施することになりました。TikTokの動画クリエイターではないQoo10をご利用するお客様を巻き込むことを目的としたエフェクトプランニングに期待してもらい、ワンメディアにご相談いただきました。
「MOVE by Qoo10」は、ユーザーのスマートフォンでの利用を考慮し、縦型のUIでのショッピングや、コーディネートを参考にできる動画の視聴を体験の中心とする新たなファッションサービスです。
今回は、TikTokで使用できるエフェクトを通して、「MOVE by Qoo10」の認知の拡大を目的とし、春コーデを自由に楽しんでいる様子を投稿したくなるエフェクトを制作。Z世代をはじめとしたトレンドに敏感なユーザーから支持されるクリエイターをキャスティングし、実際にエフェクトを使用して投稿してもらいました。
WHAT WE DO
クリエイターキャスティングについては、【1】普段からトレンド動画をいち早く投稿し、実際に「MOVE by Qoo10」を利用しているユーザーと年齢層が近い【2】既に自身のファンコミュニティを持ち、ユーザーの巻き込み力が高い【1】【2】に当てはまる「yua」「春からJK」「福間彩音」の計3名をアサインしました。
また、エフェクトのクリエイティブとしては、これまでワンメディアが作成してきたエフェクトの実績に基づくと、ユーザーに動作を委ねる“余白”があることで、ユーザーが自由に楽しんで動画投稿ができるため、UGC*1 数が伸びやすい傾向があることが分かりました。そのため、エフェクト内のユーザーアクションを全て指定せず、一部は自分らしくアレンジできるように工夫。今回は「雑誌風のエフェクト」を再現し、モデル風にポージングするアクションにおいて、ユーザーが自由に表現できるようエフェクトを制作しました。
*1 UGC:一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツのこと
OUTCOME
「#Qoo10MOVE春コーデ」のハッシュタグ合計再生数は2,600万再生、UGC数は737本という結果に。TikTok運営会社 BydeDance社のUGC数の平均は260本であることから、平均の約3倍という数値を達成できました。
理由としては、【1】雑誌風のタイトル風のデザインエフェクトにしたことで、モデル風のポーズアクションを取らせやすいデザインであったこと、【2】アクションを全て指定せず、ユーザー自身に動作を委ねるアレンジを加え、自由に表現できる余白を作れたことが挙げられます。【1】【2】の結果、UGC数の平均値を大きく上回ることができました。
TikTokを活用したプロモーション施策にご興味がある企業様は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
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