<施策概要>
■目的:若年層(就活をする大学生)をターゲットにダイキンへの興味関心を促す
■実施内容:就活をする大学生にとってダイキンを身近な存在に感じてもらうことをゴールに、ダイキンの未来像や制度だけでなく、社員のキャラクター・社内の雰囲気など入社してみないとわからないことをコンテンツで発信
■広告配信先/配信手法:TikTok/SparkAds
■投稿動画(一部抜粋):
・https://www.tiktok.com/@daikin_jp/video/7054777777114975489
・https://www.tiktok.com/@daikin_jp/video/7054777969868311810
・https://www.tiktok.com/@daikin_jp/video/7070432408222387458
大手空調機器メーカーであるダイキン工業株式会社(以下、ダイキン工業)は、1924年に大阪で創業。「空気で答えを出す会社」という使命を掲げ、ダイキンがつくり出す空気で人々の生活をより良くするべく、空調事業を中心に世界150カ国以上で事業を展開。空気と環境の新しい価値を創るグローバル企業として、世界中の期待と信頼に応え続けています。
就活をする大学生から親近感を持ってもらうべく、TikTokを取り入れる
新型コロナウイルスの蔓延により、近年の採用現場では様々な変化が起こりました。ダイキン工業も採用イベントの実施など以前と同様の採用活動ができなくなったことで、HPや採用サイト以外で自社の強みや魅力を発信できる場がなくなり、その打開策を模索されているということで、ご相談をいただきました。そこでワンメディアは、若年層をターゲットにTikTokを活用した新卒採用強化施策を立案。動画マーケティング支援を行う株式会社Suneightによる「Z世代就活生のTikTok活用実態」に関する調査では、「TikTokで企業の動画を見たことがある」と回答した人は81.0%。また「TikTokがきっかけで企業に興味を持ったことがある」と回答した人は80.2%となったことから、TikTokは就職活動における1つのツールであることがわかりました。この調査を踏まえ、就活をする大学生にとってダイキンを身近な存在に感じてもらうことをゴールに、ダイキンの未来像や制度だけでなく、社員のキャラクターや社内の雰囲気など、「入社してみないとわからないこと」をコンテンツで発信することを目指しました。
「TikTokでバズる」要素を詰め込んだ採用動画に
本施策では、ダイキンの“中の人(採用チーム)”が会社やメンバーについて紹介をするコンテンツを発信。動画の撮影・編集はワンメディアが行いました。
動画のポイントは2つです。
1つ目は、「TikTokでトレンドの楽曲とフレームを活用すること」。
TikTokは他のSNSと違い、アカウントのフォロワーに届けるのではなく、「おすすめフィード」でレコメンドされた動画が自身のフィードに流れてきます。フィード上に絶えず大量の動画が流れてくるなかで、視聴者の目に留まる動画になるためには、TikTokで流行っていて聞き馴染みのある楽曲と動画フォーマットであることが大事です。会社・パーソナル紹介系の動画フレームはTikTok上に数多く存在しますが、中でも「#〇〇紹介」は再生数ボリュームの多いフレームのため、本施策でも「#会社紹介」「#社員紹介」というかたちで取り入れました。中でもTikTokでは、移り変わるトレンドをキャッチし、人気のフレームに乗っ取ることが重要なのです。
2つ目は、「視聴者が思わず突っ込んでしまう仕掛けづくり」です。
親しみやすさをテーマにしていた本施策の動画。そのため、人物紹介においては肩書ではなく、マイブームや特徴をテロップで入れることで、視聴者にちょっとした発見が生まれるよう工夫しました。また、全体ナレーションはAIボイスを使用。片言さや読み間違いが面白いことからTikTokで人気に火がついたAIボイスを活用することで、視聴者が手を止めやすいコンテンツになることを意識しました。
朝の情報番組内、「企業採用特集」で放映!
朝の情報番組の企業採用特集内で、様々な企業の新卒採用活動事例の1つとして放映されました。また、広告配信を実施した一部のコンテンツにおいては、再生完了率・6秒視聴率ともに、シュミレーションを約2.5倍近く上回る結果となっています。
また本施策では、動画に寄せられた採用関連の質問にこまめに対応することで、コメント欄をダイキンと視聴者が気軽に話せる場として創出しました。回答は、親しみやすい絵文字をつけたり、読みやすいよう短文で返すなどの工夫をすることで、視聴者とのコミュニケーションを深めた結果、エンゲージメントの向上にも寄与しています。TikTokというトレンド感のあるプラットフォームを活用した新しい採用活動の取り組みであっただけでなく、見られるノウハウを駆使したコンテンツと、視聴者とのコミュニケーションに重きを置くことで、採用コンテンツとしてターゲットの満足感を得られる内容に仕上がったと考えます。
TikTokを活用したプロモーション施策にご興味がある企業様は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
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